日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

出穂前最後の草刈り

 

 

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 例年8月6日ころ出穂するので今日は最後の草刈り。カメムシ対策で中干しから今日あたりまでに草刈りは終わらせ、出穂時にカメムシが雑草から圃場に飛び込まないようにする。きちんとした稲作カレンダーを配布しているところでは草刈りを禁止しているくらいに大切なこと。圃場の4囲の草を水草カッターで刈り、畦畔を刈る。畦畔際の圃場内の刈落ちた草をレーキで引き揚げて完了。水面に空が映って気持ちがいい。しかし雨が降らない。5月は例年の半分。6月はそれ以下。7月も降らない。明日は畑の水くれか。田はいいが畑はカラカラだ。小さい株は枯れてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お祭りと酒まんじゅう、コンサート

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 当地では神社祭礼の際に酒まんじゅうを作る習わしがあります。皮に弾力があっておいしい。これはふっくらとできた例。麹から作りますがうまく膨らまないときもあります。その時は噛むと酸っぱいにおいがします。あんこの小豆は自家製、皮の小麦粉は自家製ではなく購入品です。一度自家製小麦粉で作ってみたいと思います。

 ドイツのハーモニカ奏者イエンツさんのコンサートがアミューあつぎの9階ベジカフェで開催されました。イエンツさんは2002年の厚木で開催されたアジア太平洋ハーモニカ大会で審査員を務められた方。取り立てて大柄というわけではないが、肺活量はいかにも大きそう、豊かな響きで聴衆を魅了しました。

アザミウマ対策に黄色の粘着テープ

 

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 虫の話題を続けて

 チャノホコリダニやアザミウマはナスの実のヘタに入り込み、食害する。その食害のあとはナスが成長するに連れ、大きくなりひきつったような、皮を剥いでしまったような跡がつき、商品価値をなくす。雑誌現代農業のアザミウマ特集記事を見て、買っておいたままの実色粘着テープを取り出した。体長0.5ミリや2ミリと小さいが害虫。うっすらと虫がついている。予察だけで防除効果はないというが密度は少し減らせるかも。

エカキムシがレモンの新葉を食う

 

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 昨年から我が家の畑にもエカキムシ(ハモグリバエ)が現れた。去年はあずき、今年はレモンの新葉にたかってしまった。気づいたときはもう遅い。葉の裏表の隙間に蛆虫が入り、組織を食べる。葉の中なので薬剤は効かない。つぶすしかない。

 昨日の雨は才戸橋雨量計で27ミリ、海老名のアメダスで25ミリ、1月ぶりのまとまった雨になった。それより驚きは13時が34度台、14時が21度台という13度も一気に気温が低下したことだ。寒気団もう少しいてほしい。

スポット灌水法 野菜の水やり 

 

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 ここひと月雨が降らない。大豆は6月21日の雨の直後に植えて何とか育っているがこのままでは弱ってくる。特に小さい株は地中に根が伸び、自分で水分を探せないうちに日照りになってしまった。やたらに水をまいても、根が伸びなくなるし、雑草に芽吹きを促すようなものだ。根域だけに十分な水を与えたいと2日考えて、今朝起きがけに株の周りを包んでそこに水を満たすことを考えた。田んぼの仕切り用の波板を使い、60センチに切り、径18センチくらいのわっかを作る。これを株にかぶせて(写真上)、水をバケツでたっぷり遣る。30ミリか40ミリの雨の量を想定した。30秒くらいで土に吸収される(手前写真)。掘ると10センチくらいまで浸透している。手間はかかるがスプリンクラーのように水遣りをしても作物の根には届かないままに雑草が芽吹くとその後始末が大変なので小さい圃場ならこの方法もいいと思った。

白小豆の栽培、花が咲かないのは作型の間違いか

 

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 勧められて白小豆にチャレンジ。確か連休前後に播種し、定植したが7月になっても花が咲かない。在来の小豆は白みがかった黄色の花をつけ始めたがいくつか白い小さな花をつけたにとどまっている。種の袋には夏小豆の作型が収量が多いとあったので従った。花が咲かないことには実もつかない。改めてネットで岡山県井笠地域の作型を調べると秋小豆の作型である。7月9日と今日17日に24ポットずつ種を播いた。9日のものは本葉が出始めた。播種の1週間の違いや芽出しの技で大きく収量も変わるという。上品な味を楽しみにしよう。

 

しろうり(はぐらうり)順調に成長

 

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 5月連休に種播きしたしろうり(はぐらうり)は地這いと支柱立てと両方やってみた。順調だが繁茂しすぎであり、蔓の先端をだいぶ止めた。成りはじめたうりはかわいい大きさ。まだ綿毛の様な毛にくるまっている。奈良漬けにしようとしたがはぐらうりは葉がぐらぐらでも食べられるとのことで柔らかそう。去年のハヤトウリはごつごつだったが今年は柔らかい。