日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

丹波芋ようやく芽出し

 

f:id:shimizufarm:20170812224258j:image

3月に伊勢神宮に行った時、立ち寄った勢和の里豆屋で買った伊勢芋があまりに美味しかった。種芋を買おうとしたが品切れ。その後同じつくね芋の丹波芋を見つけたが発芽手順に手間取りようやく伸びてきた。この辺はいちょう芋がさかんだった。くろぼくの土質があえばいいがどうだろうか?盆地ではないので合わないかもしれない。食べられるのはもう1年余り先になるだろう。美味しいものは作れる気になってしまいがち。

日照りのあとは夏の長雨!

f:id:shimizufarm:20170811182613j:plain

 7月の記事でスポット灌水法を取り上げた。その頃は5月6月7月と少雨で例年の半分も降らず、せっかく植えた苗も枯れたところもあった。7月20日ころ梅雨明けと思われるというニュースが流れると暑い中でも曇りで今度は陽が射さない。昨日のニュースでは東京地方は先月21日からおとといまでで例年の46パーセントという。仙台は26パーセント。今日も一日雨模様。東の冷たい風もあり、東北は不作になるかも。道路上の表示は29度を指していた。

しろうりを直売所に出す

 

f:id:shimizufarm:20170806225144j:plain

 しろうり(はぐらうり)はこんな風に育っていましたが、本日初めて夢未市に出しました。自分自身初めて作ったので食べたこともない。そこで試食。うす塩だけで浅漬け、雷干しにしてゴマ醤油。塩だけでも滋味があり美味しいと実感があります。腹に巻く新鮮やさいという紫色のテープを貼り、しろうりを紹介する紙をつけ出荷しました。お客さんが買ってくれるかな。収穫時期は丁度かな。また地這いより支柱を立てたほうが身がきれいで、剪定も大事と学びました。同じく夢未市に青うりを出荷されている方は形も楕円形できれいな肌艶で立派でした。直売所はあまり大きなものは好まれません。しろうりは大きいと30センチを超えるので、もう少し小さいものでないと買ってもらえないと心配です。

いよいよ出穂(しゅっすい)

 

f:id:shimizufarm:20170804214224j:plain

 4日朝、田廻りをしていたら出穂が始まった。昨日の朝はまだ始まっていなかった。このぶんでは6日には大方穂が出そろいそう。これはうれしい。なんといってもうれしい。茎数や太さ株の大きさなどどれくらいになるか見通しを立てる。それもうれしい。どうか台風が来ませんように。特に10日ころには来ませんように願う。

自家栽培パクチーでトムヤンクン 黄色の粘着テープで虫を減らす

f:id:shimizufarm:20170730181607j:plain

f:id:shimizufarm:20170730181629j:plain

 4月にパクチーの種を始めて播いた。その辺のプランターに播いたが土は入れっぱなしのもので良くない様子。15センチから育たないのであきらめてトムヤンクンにした。きのこはエリンギ、畑のトマトを入れニンニクも追加。自家栽培のものは強い香りがそのままで食欲をそそる。

f:id:shimizufarm:20170730182132j:plain

f:id:shimizufarm:20170730182151j:plain

 21日にナスの傍に建てた黄色の粘着テープを見るといろいろな虫がついている。上の写真のカゲロウは大きいが、もっと小さい細かなものがついている。そこでアズキノメイガが付き始めたささげやあずきの株の間に立てた。薬剤をかけても肝心の幼虫や蛾が子実の中や葉の陰に隠れていればなんの効果もない。新月防除やこういった物理的な方法も試して効果を探ろうと思う。

 昨夜からの雨は今日の昼までで22ミリくらいになった(才戸橋雨量計)。昨日、しばらく降りそうもないなとサトイモや大豆の畝間に水をまいたがこれで相乗効果を期待しよう。前回16日もまいた後18日にやはり25ミリくらい降った。しばらく曇天が続きそうだが、暑くなくて助かる。

あずき実り始めた

 

f:id:shimizufarm:20170729180952j:plain   

 あずきが実り始めた。5月に播き、途中には何かかけられて枯れた株もあったり、例年のようにウイルス病に感染した株もあったりした。5月から雨が少なく勢いは今一つないが緑から薄茶色に色づき始めたものから順次さや取りしていく。日に干してさやを外してもう一度干し、虫に食われた豆や形の悪いものを取り除く。冬になれば夢未市でお祝い用に、お汁粉や豆ごはん用に販売する予定。

f:id:shimizufarm:20170729181744j:plain

 こちらは丹波黒大豆。やはり雨が少なく、勢いがないがそれでも着実に育っている。これを書いているている今、空が黒い雲が一面だがポツリポツリ落ちてくるだけででなかなか降らない。お天道様と雨が万物の実りの元だと痛感する。午前中は朝の早いうちから防除や畑の水くれで忙しかった。降れば少しは楽になるのだが。