日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

金田の文化財と歴史

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    当地は相模川と中津川に挟まれた地形で標高42メートルから22メートル。中津原台地の舌部から氾濫原にあたる。

水の利も近く、地面を掘れば何がしかのかけらが出てくる場所で古代から人が住みやすい地形。先週、厚木市教育委員会文化財課が一社二寺の文化財を公開し、ガイドもあるというので知人と一緒に見学した。知ってるようで断片的な記憶。写真は鎌倉時代の領主と言われる本間氏の墓所。地形を利用し用水路を開き、水田開発、米を持続的に取れるようにした方と伝わる。生産力を高めた方は今も昔も尊敬される。神社略縁起を見ても、生産力や生産関係と社会的階級の形成など唯物論につながるものを感じる。元は海老名党と言われる武士集団。その後この地区は甲州武田氏の小田原攻めの際に神社も焼かれたと言う。ところで近所の方が家の言い伝えとして金比羅宮の勧進のいきさつを持ってこられた場に遭遇したりなかなか楽しい一日でした。

ロリアン2016白百合醸造

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    先週、雁ガ腹摺山に登った時に泊まった雲峰荘で買い求めたロリアン2016。辛口で飲みやすい。甘口はだめで、さっぱりした味か好み。30年近く前に吟醸酒を始めて飲んだ時、ワインのようだと思ったのはこの香りかと記憶がよみがえった。何にでも合う感じがするのは好みのなせるもの。

 

落花生の煮豆

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     出荷の余りの落花生を水に戻し、いったん茹で、にんじん、こんにゃくと煮る。だし汁300CC、しょうゆ、みりん、酒、砂糖に落花生ほかを混ぜしばし煮る。つまみになってしまった。筑前煮のイメージだが、豆が断然美味く、つい拾い食いしてしまう。今度はゴボウを入れようと思った。

 

雁ガ腹摺山

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    500円札に描かれていた富士山の景色を求めて雁ガ腹摺山に登る。秋晴れのもと、爽やかな風に吹かれて気持ちよかった。昨日は西沢渓谷を歩き、昨夜は雲峯荘に泊まり、充実した2日間でした。

    500円札を拡大印刷したものが山頂にあったが昭和の時代のお札。今や知らないひとがほとんどになったんだろう。

相原高校文化祭

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    お目あては相原牛のステーキ。長蛇の列です。ここで生まれ、育った牛が肉となる育成記録も展示されています。課題研究も生徒ひとりひとりテーマと仮説、手法、対比、成果がくっきりと表現されています。蚕の体の一部欠損と成長、炭とトマトの糖度、牛舎の屋根塗装と夏の快適ささつまいもの蔓を飼料にしてコスト削減ができるか、微生物を使って畜舎の改善ができるかなど成果と活かし方を聞きたいものばかりでした。

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    まるで牛🐂が草を食んでいるかのような植木もかわいい。

   

セルリー、白小豆、サラダビーツ

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    セルリーは親指くらいの太さになった。ピクルスにして食べたら家族から硬いと言われてしまった。売っているものは何かで包んで軟弱栽培のやり方だという。香りはさすがに強い。

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    種取りに播いた備中白小豆。さやどりを始めたが相変わらず収量は少ない。大豆の後は特にダメ。 

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    サラダビーツも順調に育っている。

バットグアノ

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    バットグアノとはインドネシアの姫コウモリの糞を肥料に固めたもの。本では知っているが、実物は初めて見た。ホームセンターで見かけて購入。幻の肥料とあった。にんじんにリン酸肥料として条間にパラパラと散布して土を被せる。