日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

やっぱりこっち!

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  芸術の秋ということで、天気の良い一日を上野で過ごした。上野の駅を降りると目につくのは国立西洋美術館世界遺産登録に登録された。今日は通り過ぎ、東京国立博物館平成館に向かう。今日の主目的は運慶展を見ること。会場に着くとすでに長蛇の列。

50分待ちと案内が出ている。高山寺鳥獣戯画展は3時間近く炎天下並んだことを思えばなんのこれくらいと思う。待っている間にみるみると列が伸び、係員が待ち人の列を折り畳むように案内し始めた。あと10日で閉幕となるので参観者も増えているのだろう。仏像はどれもこれも素晴らしい。ガラスの仕切りは一体のみでそれ以外は手を伸ばせば届きそうなほど。表情が豊かで、肉体美というか筋肉隆々のお姿の隅々まで見える。奈良仏師の特徴という目にはめ込まれた水晶のもたらす目の力も感じる。父子四代の仏像が拝観できた。孫の康弁の手になる天燈鬼、龍燈鬼を最後に拝観して終了。お昼は隣の芸大の食堂で盛り合わせランチを食べ、ミートソースが焦がしすぎだが美味しい。午後は皇室の彩展を芸大美術館で見学。飾り棚が芝らしい。蒔絵や象嵌という手法をフルに取り入れられている。大正天皇の結婚の際の贈り物ということらしい。続いて同館3階で開催されている全国美術・教育リサーチ展を見学。小学2年生の作品が冒頭のおばあちゃんのおおきなだいこんの絵がのびやかで素晴らしい。それが冒頭の絵。撮影自由。