日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

お盆時期と養蚕

 

f:id:shimizufarm:20180714161555j:image

f:id:shimizufarm:20180715183008j:imagef:id:shimizufarm:20180716151009j:image

   当地では、迎え火は7月13日夕刻に戸口で麦わらを燃やし、お線香に火をつけて戸口そばの砂山に立てておきます。傍にきゅうりとなすの馬、サトイモの葉になすのサイコロ切り、みそはぎで作った束を添えておきます。近所の家の砂山にもお線香を立てて回ります。20軒くらい回るのでお線香も長いものを使います。この砂山もお菓子の缶だったり、古い鍋だったりです。この20軒くらい回るのが特徴でこの時は集落全体が線香の煙に包まれます。海老名では砂山に五本の竹を挿し、階段を付けていますが、当地ではそこまでは凝りません。送り火は15日です。やはりぐるぐる回りをします。養蚕が盛んな時期には8月お盆は養蚕に重なるので7月お盆になったようです。当時養蚕は住まいの一室、母屋の座敷でやっていました。今は養蚕をやっているのは厚木市内では1戸だけのようです。