日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

金田の文化財と歴史

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    当地は相模川と中津川に挟まれた地形で標高42メートルから22メートル。中津原台地の舌部から氾濫原にあたる。

水の利も近く、地面を掘れば何がしかのかけらが出てくる場所で古代から人が住みやすい地形。先週、厚木市教育委員会文化財課が一社二寺の文化財を公開し、ガイドもあるというので知人と一緒に見学した。知ってるようで断片的な記憶。写真は鎌倉時代の領主と言われる本間氏の墓所。地形を利用し用水路を開き、水田開発、米を持続的に取れるようにした方と伝わる。生産力を高めた方は今も昔も尊敬される。神社略縁起を見ても、生産力や生産関係と社会的階級の形成など唯物論につながるものを感じる。元は海老名党と言われる武士集団。その後この地区は甲州武田氏の小田原攻めの際に神社も焼かれたと言う。ところで近所の方が家の言い伝えとして金比羅宮の勧進のいきさつを持ってこられた場に遭遇したりなかなか楽しい一日でした。