日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

出荷の工夫ときんとんの黄金色

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 去年の5月から本格的に夢未市に出荷を開始して8か月。耕うんして播きどこを作ると手当たり次第に種を播き、発芽を確かめ、資料を調べ、農協の指導員に聞き、同じ出荷仲間に尋ね年末を迎えた。そして新年。

 うまくいったのは落花生オオマサリ、丹波黒豆、カブ、キュウリ、失敗したのはトウモロコシと玉レタス、冬のビーツ。相半ばしたのは長ネギ。作物の整理がわからないととんでもない失敗をする。

 工夫して売ったのは、すの入ってしまったごぼうと大きなサツマイモ。ごぼうは肉詰め用にと調理の写真のシールを貼って販売。大きなサツマイモは700グラムくらいある。そのままでは火が通りにくいが、お正月用のきんときを作る段になって大きくて太いほうがきんとんには向いている。厚く皮をむき、筋が入らないようにして作るから細いものでは効率が悪い。大きくて太いほうが好都合だと30日の晩に気付き、翌朝から600から700グラム超えを販売してみた。去年までは割って焼くか乾燥芋にするしかなかったから割安で販売すれば手料理派には励みになると思う。