日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

田植え前日

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   育苗箱を56箱、軽トラに積んで三箇所の田んぼに運ぶ。台は手製のもの。垂木を組んでわずかに中心に向けて勾配をつけている。初めてのプール育苗は慎重に進めて成功。丈もピシッと揃った。

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箱の裏側は根がびっしり回っている。くんたんを入れて灰分が影響してむれ苗になったこともあったがそれもない。

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   ちりめんレタスも初出荷、黒キャベツも出荷して売れた。暑くなるとレタスは苦味が増すので早めに売り切ろうと思う。冬とは味が違うことに気づいてそう思った次第。

 

梅雨に追われるように麦刈り

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   来週から曇りや雨が続きそう。午前は植え代かき。午後から麦を半分刈った。半分というのは、鉄板囲いのせいで作の登熟にばらつきが出ている。半分刈ったのもこれがため。これでも県知事は営農条件に支障がないとして農転許可するというのか。農業振興地域に指定しておいて、作が普通にできないのはおかしい。

弁当肥(べんとうごえ)

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   田植えの後、活着が遅いのが気になっていた。隣の芝生は青く見えるの類だが、見栄はある。プール育苗をきっかけに田植え4日前の活着を良くするための追肥、弁当肥をやってみた。尿素を使い、窒素成分で千分の一にする。160リットル作り、育苗箱の肩寸前まで入水。100リットルで足りた。苗に活着用の肥料持っていかせるのでこの名前かしら。育苗技術。