日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

スポット灌水法 野菜の水やり 

 

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 ここひと月雨が降らない。大豆は6月21日の雨の直後に植えて何とか育っているがこのままでは弱ってくる。特に小さい株は地中に根が伸び、自分で水分を探せないうちに日照りになってしまった。やたらに水をまいても、根が伸びなくなるし、雑草に芽吹きを促すようなものだ。根域だけに十分な水を与えたいと2日考えて、今朝起きがけに株の周りを包んでそこに水を満たすことを考えた。田んぼの仕切り用の波板を使い、60センチに切り、径18センチくらいのわっかを作る。これを株にかぶせて(写真上)、水をバケツでたっぷり遣る。30ミリか40ミリの雨の量を想定した。30秒くらいで土に吸収される(手前写真)。掘ると10センチくらいまで浸透している。手間はかかるがスプリンクラーのように水遣りをしても作物の根には届かないままに雑草が芽吹くとその後始末が大変なので小さい圃場ならこの方法もいいと思った。