日々のくらし米麦野菜 清水農園・厚木

神奈川県厚木市の小農家 都市化の中でチャレンジ

種麹を振った後が肝心

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  一晩ふやかしたはるみの古米を水ら上げ、ひっくり返しながら3時間乾かす。これが大事らしい。蒸したお米がばらばらとなるように日陰で干してから蒸す。

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 お米がぱらぱらになるようにしゃもじで切るようにして冷ます。

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温度計で40度目安に種麹をふる。

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 お米がくっつかないという蒸し布でくるみ、なお3枚で包む。ホッカイロを10個入れて熱源にしてタオルとぷちぷちでなお包む。

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 日向に置いて、種麹振りで30度近くまで下がった蒸し米を1日で40度まで上げるように工夫する。電気マットとホッカイロ、後は地下の穴蔵の活用。穴蔵は冬でも16度湿度80%。

7時間経過で品温35度、電気マットとホッカイロを追加。順調に推移してほしい。

 20時間経過で36度、糀屋さんの説明書きに1度足らないが切り返しする。密封に近い状態にしたのでホッカイロが効かないよう。解くと暖かい。断熱とホッカイロは矛盾と気づく。ホッカイロを足して包み、暖かい場所に置く。目指せ40度。微かに麹の香りと手がすべすべになる。

 翌午後3時に加温に電気ヒーターと全体を大きいビニール袋で覆い、夜に備える。即席のムロを狙うが、一日気付きが遅かった。翌々朝は42度。切り返し下げる。まだまだだ。